こんばんわ。ななほしです。
今、約15年振りくらいに星の王子さまを読みました。
国語の教科書(英語だったかな?)でこんな絵見覚えありませんか?
見覚えあるなら、もしかしたら読んだことがあるかもしれませんね。
Contents
簡単なあらすじ。
忘れているかもしれないので、簡単にあらすじを書いてみます。
サハラ砂漠に不時着した「ぼく」が、小惑星からやってきた王子さまに出会います。
王子さまは「ぼく」にこれまでの旅の話をしてくれます。
自分の星では活火山を2つ持っていて、それは朝食を温めるのに便利なこと。トゲを4つだけ持った花がやってきたこと。
色んな不思議な人に出会ってきたこと。そして自分の星に咲いた1輪の花と毎日話している中で仲良くなり、かけがえのないものになっていたんだとキツネに気付かされたこと。
さて、王子さまと話しているうちに、王子さまは「ぼく」に取ってかけがえのない人になりました。
でも、王子さまは星に突然帰ってしまいました。でも大丈夫。王子さまはもう一つ大切な事を教えてくれたからです。
「大切なものは目には見えないんだよ」
以下、感想
久しぶりに、星の王子さまを読みました。
いま、読み返してみるととっても胸が痛くなります。
というのも、この本って思考停止に陥っちゃっている大人を批判しているんです。
大人たちは、数字を見れば安心するからです。
「言われたことを唯々こなす大人。最初は意味があったはずなのにその意味を忘れてただの作業者になってしまっている大人」
「実物を見たり経験したりせずに報告を受けて、それだけで自分も出来ている気になっている大人」
他にも4人(合計6人)の大人になってしまった人が出てきます。
どれかが、もしかしたら「あなた」に当てはまるのかもなぁと思いました。
一番大切なものは目に見えない
物語の中で、キツネが王子さまに伝えたこの言葉。
流行り物を追ってみたり、自分を見繕って生きてみたり、どんな人になりたいのかがぼんやりしているけど我武者羅に生きてみたり。
そんな感じになって生きている今、このキツネの一言は色々と考えさせられました。
大人になってしまったなぁ。。。
これが、この本で一番伝えたかったこと何でしょうね。
最後に
先ほどの絵は、象を飲み込んでいる蛇の絵でした。
こころで、物事をみている人には見えるらしいけどそんなんわかるかーーーー!!!
もし良かったら、久しぶりに読んでみてください。児童文学って大人になってから読むと色々と考えさせられますよね。
ちなみに、原作は著作権が切れているので(日本語訳は著作権残っている)
フリーで読むことも出来ますよ。2時間くらいで読み切れるのでぜひ。
では!
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