与えよ、されば与えられん。




こんばんわ。ななほしです。

前回のブログの記事を書いているときに、ふっと昔大学の教授に言われた言葉の1つを思い出しました。

Contents

大学の教授からの言葉と実践

「もし君が、相手から特別な情報を知りたいと思ったときは、まずは君の持っている特別な情報から相手に教えてあげなさい。

そうすれば、特別な情報が自然と君に集まって来るようになりますよ。」

僕にとって、この言葉は衝撃的でした。いっつもニュースを追っている側だったからです。

当時大学生だった僕は、意味を拡大解釈しながらも、色んな勉強会に参加して自分のアイディアを共有してみたり、他の友達を巻き込んで大学で定期的に自分達の発表の場を作ったりと奔走していました。
(LT大会懐かしい…。新入生のオリエンテーションに乗り込み告知とかよくやったわ…)

その結果ですよ

「あぁ、似たようなこと知っているよ」とか、「詳しい人紹介しようか?」とか本当に情報が集まってたんです。

さすが、人生の先輩の言うことは違うなぁとしみじみ思います。

返報性の法則と言います

さて、最近本を読んで知ったのですが、実はこの現象は学術的に名前がついています。返報性の法則と言います。

何かをされたら、何かをしてあげないと気が済まなくなるあの気持ちです。

お土産とか、年賀状とか、お歳暮とかを貰ったら返さないと悪いような気がしてきますよね。あの気持ちです。

上に書いた例で言うと、情報を貰ったら情報をお返ししないと気が済まなくる(もしくは話したくなる)ところに現れています。

これがコミュニケーションの根底にあるおかげで、
「社会ができて交易ができ、人類は発達したようなものだ」と本には書いてありました。

ヤクザとか、政治家はこの原理を巧みに使って利益を自分の物にしているらしいです。怖いですよね。本当かは知りませんが。

 

何かを貰ったら、お返しをしなければという気持ちは自主的に解決したいという気持ちが働くようなので

見返りを要求されると反発したい気持ちになり、そこからやっぱり関係は崩れていく事にも繋がっちゃいます。

意識をしていないと、すぐに見返りは当たり前の感覚に陥るので本当に気をつけないです。

日頃の行いでこれを実践するならば。

大学の経験もあって、情報収集に限らず僕の生き方のスタイルは確立されて行きました。

「与えよ、されば与えられん。」で。(格好良くまとまっている??笑)

そして実践としては、こんな事を意識していました。

  • そういえば最近こんなニュースを見付けてね、○○というのが面白そうじゃない?」と意味も無く雑談を振りまくる
  • 相談を受けた時には、自分の似た失敗談を先に暴露して相手の話しやすいようにしてあげる。
  • お菓子やお土産を買ってきて配る。特に理由無く突然配る。
  • 話し合いとかを仕切る場合は、最初の意見・コメントは自分から
  • お客さんの前では、僕たちのシステム以外でも徹底してパソコンの先生になってあげる。

こんな感じで、継続して実践できていれば人生うまくいくのじゃないかなって思っていたりもします。
特にパソコンの先生やるのは、、ミスをしてもお局様からやっときます!と助けられた経験数知れず…(←ミスしすぎ)

やっぱり、強力です。この原理。

再度になりますが、原理としてはGive & Takeですが、やはり"自分"の主観ではGive & Giveとできると良いですね。

最初は良いけれど、Give & Takeが当たり前になると少しずつ確実に関係は崩壊していきます。身をもって体験済みです。

 

頭を整理するのに役立つ参考として、、

最後に、もしこの考えを少しでも気に入ってくれたなら嬉しいです。そして何かしらの影響をあなたに与えられたなら幸いです。

ちなみに、僕の思考を作っているのは、以下の難しそうな本とか、映画とかです。

Give & Takeじゃダメだなーと感じた本

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

返報性の法則を扱っている本・ドラマ

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

ハウス・オブ・カード:海外ドラマだと胸くそ悪いほどにこの返報性の法則を使って人を操っていくのが面白いです。

ライアーゲーム:主人公はGive & Give しかできない人で騙されまくりだけど、それがゆくゆく…

昔の人の知恵から

コリント人への第1の手紙第13章4~7節 情けは人の為ならず


さて、思い出しながら書いてみたものの、今僕はこれを傲らず実践できているのでしょうか。

客観的に教えてください!!
 

追伸

聖書に書かれているのは、

「求めよ、されば与えられん」です。




シェアしてみる。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください